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野球人口拡大のために、中学生選手をメインとした硬式リーグであるポニーベースボールをニュージーランドで設立することになりました。

まず、「ポニーベースボールってなんや?」という方のために、簡単に説明すると。

アメリカで発祥した、野球リーグで、アメリカでは13~14歳
日本では中学1年生~3年生

この中学年代の選手によって構成された硬式野球チームで、リーグを開催します。
アメリカ発祥ということもあり、毎年、アメリカ国内で世界大会も開催されます。

ポニーベースボール設立のきっかけ

きっかけは、今年の春です。
ポニーベースボールの日本協会の事務局から、ニュージーランド野球連盟宛に「ニュージーランドでポニーベースボールを発足したい」という、1通のメールが届きました。

ポニーベースボールは、アジア太平洋地域での普及拡大にも力を入れており、私がニュージーランドで野球振興の活動をしていることを知って、オファーを頂けました。

海の向こうの活動であっても、見てくれている人がいる。
このように、実感できる習慣は本当に嬉しく、有難いものです。

日本では、ポニーベースボールだけでなく、シニアや、ボーイズといった、後のプロ野球選手や高校野球のスターを数多く輩出している中学年代のリーグが存在しています。
それが、日本の野球人口や、競技レベルの高さ、そして人気を支えています。

しかし、ニュージーランドでは、こうした組織はありません。

「今回のオファーは、素晴らしいチャンス!」
そう思った私は、6月に日本へ一時帰国した際、ポニーベースボール日本協会へ出向き、リーグの設立に関心があることを伝えました。

協会の方々も非常に好意的に接してくださり、有難い限りです。

協会から頂いた資料を持って、ニュージーランドに戻り
「子供たちの次のステップになるはず」
そう、関係者らにプレゼンテーションを行いました。

結果、日本人が立ち上げた、現地企業が「スポーツ事業部」を発足
その中に、ニュージーランド協会の事務局を置いてくれることになりました。

そして、オークランドに2チームほど作るプランもでき、9月には調印式も行う予定です。

なぜ、ポニーベースボールを設立するのか

このブログを呼んでいただいている、あなたもご存知通り、何年もニュージーランドで少年野球を指導を続けていますが。

いつも痛感させられることがあります。

それは、子供たちに「世界」とのつながりを感じさせてあげることが、なかなかできないこと。
代表選手として、国を背負って真剣勝負をするやりがい。
言語や、文化の異なる選手たちと、野球という共通言語を使って、心で語り合えること。

これまでにも、年代別の世界大会などへ、積極的に子供たちを派遣してきたのですが。
圧倒的に「世界」とのつながりを感じさせる機会・・
なによりも、練習の先に、成果を披露できる舞台が足りないのです。

舞台が無ければ、子供たちの目標も生まれません。
結果、野球を続ける情熱が、失われてしまいます。

先の説明の通り、ポニーベースボールは、毎年アメリカで世界一を決める大会もあります。
ニュージーランドで優勝したチームは、アジア太平洋地域での大会に出場できます。
そして、勝ち上がれば、世界の頂点へと駆け上がることもできるわけです。

良くも、悪くも、スポーツというのは興行です。

プロ野球の試合や、高校野球の甲子園のように「人が呼べる」
そう認識されなければ、協賛やスポンサーをする企業も現れません。
メディアも取り扱ってくれません。

いつの日か、ニュージーランドで、世界大会を開催することで
「野球は、世界中から人を呼べるスポーツである」
このように、ニュージーランドの人々に示したいのです。
そうすれば、野球の魅力も伝わると考えています。

今回のことのように、熱心な人と、手を取り合えば、いろいろなものを実現できます。

次は、この記事を読んでいただいた、あなたと、何かを実現できたらいいなと思います。

ほな、今日はこのへんで。